116C5

地域保健医療について正しいのはどれか。

特定健診・特定保健指導は事業主が行う。
肺がん検診では判定に二重読影が行われる。
地域包括支援センターは都道府県が設置する。
医療法に基づく5疾病5事業には高血圧が含まれる。
PSAによるがん検診は対策型がん検診において推奨されている。

解答: b

116C5の解説

【選択肢考察】
a 特定健診・特定保健指導は医療保険者が行う。
b 正しい。2人以上の医師が別々に読影することを二重読影と呼び、見過ごし等の予防に行われる。
c 地域包括支援センターは市町村(ないし委託を受けた法人)が設置する。
d 『医療法』に基づく5疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、精神疾患)と5事業(救急医療、災害医療、へき地医療、周産期医療、小児医療)に高血圧は含まれない。
e がん検診には集団全体の死亡率を下げることを狙う対策型と、人間ドックなど個人の死亡リスクを下げることを狙う任意型とがある。PSAは任意型に測定されることはあるも、対策型での有効性は確立されていない。

正答率:28%

テーマ:地域保健医療について

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