116C31

骨盤腔に及ぶ脾腫がみられる頻度が高いのはどれか。2つ選べ

多発性骨髄腫
原発性骨髄線維症
急性骨髄性白血病
慢性骨髄性白血病
急性リンパ性白血病

解答: b,d

116C31の解説

【プロセス】
巨大脾腫を呈する血液疾患としては、原発性骨髄線維症〈PMF〉、慢性骨髄性白血病〈CML〉、CMLの急性転化、真性赤血球増加症〈PV〉などを知っておこう。

【選択肢考察】
a 骨髄内で異常形質細胞が増殖する疾患であり、脾腫はみない。
b 正しい。上記の通り。
c 急性白血病では白血病裂孔が陽性となるため、全系統の血球が異常増殖することはない。そのため、脾腫は通常みられたとしても軽度である。
d 正しい。上記の通り。
e 急性白血病では白血病裂孔が陽性となるため、全系統の血球が異常増殖することはない。そのため、脾腫は通常みられたとしても軽度である。

正答率:81%

テーマ:骨盤腔に及ぶ脾腫がみられる疾患

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