初診時に撮影した頭部単純CTを別に示す。入院後、ICUに入室して保存療法で経過を観察した。翌日の所見は以下のとおりであった。意識レベルはJCS III-300。体温37.2℃。脈拍120/分、整。血圧94/60mmHg(昇圧薬投与下)。SpO2 98%(FIO2 0.5で人工呼吸器装着)。瞳孔は左右とも径6mmに拡大して固定している。角膜反射、咽頭反射および咳反射がない。顔面の疼痛刺激に対して体動はなく瞳孔も無反応である。
脳死判定のためにさらに行うべきなのはどれか。
正答率:94%
テーマ:【長文2/2】脳死判定に必要な検査