116B45

治療方針の決定に役立つ情報に含まれないのはどれか。

自覚症状
併存疾患の有無
心エコー検査の所見
心臓カテーテル検査の所見
MIBG心筋シンチグラフィの所見

解答: e

116B45の解説

【選択肢考察】
a 自覚症状が強い場合、手術を始めとする各種積極的対応が望まれる。
b 併存疾患により治療方針は変化しうる。たとえば末期がん患者に対して手術は困難であろう。
c 心エコー検査により大動脈弁口面積などを評価し、ASの重症度を判断、手術適応の有無等を決定する。
d 心臓カテーテル検査により左室-大動脈圧較差などを評価し、ASの重症度を判断、手術適応の有無等を決定する。
e 誤り。心不全の重症度評価に用いられることもあるが、ASの治療方針決定には無用。なお、神経内科疾患であるParkinson病やLewy小体型認知症〈DLB〉の評価に用いられる検査としても有名。

正答率:97%

テーマ:【長文2/2】大動脈弁狭窄症〈AS〉の治療方針決定に役立つ情報

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