116A2

妊娠末期の腟分泌物細菌培養検査でB群連鎖球菌〈GBS〉が陽性となった妊婦に対する母子感染予防対策として、ペニシリン系抗菌薬の投与を開始する適切な時期はどれか。

陽性判明の時点
妊娠37週時
陣痛開始時
子宮口全開大時
児頭排臨時

解答: c

116A2の解説

妊娠中にGBSが陽性となった場合、絨毛膜羊膜炎のような炎症症状がすでに存在すればその場で抗菌薬投与を行う。しかしながら、本問で問われているような、特に母体に症状がなく、分娩時の母子感染を予防する意図である場合、抗菌薬は破水時ないし陣痛開始時の投与開始でよい。

正答率:51%

テーマ:GBS陽性妊婦にペニシリン系抗菌薬を投与するタイミング

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