116A13

脳血管性認知症について正しいのはどれか。2つ選べ

50歳台では発症しない。
運動障害を伴うことが多い。
脳梗塞の初回発作では生じない。
頭部MRI・MRA画像では異常を認めない。
脳血流SPECTにおける血流分布異常は特定のパターンを示さない。

解答: b,e

116A13の解説

【選択肢考察】
a 若年発症の脳血管性認知症もある。
b 正しい。脳血管の障害により錐体路等、運動関連の神経がダメージを受けることもある。
c 脳梗塞の初回発作でもありえ、strategic single infarct dementiaと呼ばれる。
d 脳血管の障害が病態の本質であり、頭部MRI・MRA画像でも異常を認めうる。
e 正しい。脳内のどの血管が障害されるか、はケースバイケースであり、特定のパターンはない。

正答率:86%

テーマ:脳血管性認知症について

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