116A1

睡眠時無呼吸症候群による高血圧について、正しくないのはどれか。

夜間高血圧となることが多い。
肥満患者では減量を推奨する。
α遮断薬が第一選択薬である。
家庭血圧では早朝に高血圧となることが多い。
持続的気道陽圧法〈CPAP〉で降圧が期待される。

解答: c

116A1の解説

【選択肢考察】
a 特に閉塞型の睡眠時無呼吸症候群において、交感神経賦活化等のメカニズムに起因する夜間高血圧がみられやすい。
b 減量や禁酒が有効な指導である。
c 誤り。治療の第一選択は持続的気道陽圧法〈CPAP〉であり、薬物治療ではない。
d 夜間の交感神経賦活化等により、早朝の高血圧を認めやすい。
e 治療の第一選択となる方法であり、降圧を狙う。

正答率:88%

テーマ:睡眠時無呼吸症候群〈SAS〉による高血圧について

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