115F6

逆耐性現象を示す精神病症状をきたすのはどれか。

LSD
大麻
アルコール
ジアゼパム
メタンフェタミン

解答: e

115F6の解説

【ポイント】
一般に薬物は持続的に利用すると、徐々にその効用が減少し、同じ効果を得るためには使用量を増やす必要が出てくる。これを耐性と呼ぶ。覚醒剤はこの逆で、連用することで脳内に特殊な準備経路が形成され、ごく少量の再使用でも精神病症状が出現するようになる。これを逆耐性現象と呼ぶ。選択肢の中で覚醒剤に該当するのはメタンフェタミンのみである。
※誤解なきように示しておくが、覚醒剤にも通常の耐性はある。例えば、使用時の多幸感は耐性獲得により徐々に量を増やさないと以前のような快感を得られなくなる。逆耐性現象はあくまで覚醒剤精神病(幻覚や妄想)について当てはまる。

正答率:67%

テーマ:逆耐性現象を示す精神病症状をきたす物質

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