115E26

70歳の男性。意識障害を主訴に来院した。その後に脳梗塞の診断で治療が行われたが、後遺症のため全く意思疎通ができず、嚥下機能が廃絶し、経口摂取ができず、改善は見込めない。家族に確認すると胃瘻造設についての患者自身による意思表示の文書が見つかった。

この患者における胃瘻造設の方針を検討する上で最も優先されるのはどれか。

要介護度
医師の判断
家族の希望
本人の意思
受け入れ施設の状況

解答: d

115E26の解説

【プロセス】
①脳梗塞後遺症で全く意思疎通ができない
②嚥下機能が廃絶・経口摂取不可・改善見込めず
③胃瘻造設についての患者自身による意思表示の文書あり
自己決定権を尊重する観点から、③で表示された本人の意思が最優先される。

正答率:98%

テーマ:意識障害のある患者における意思表示文書の扱い

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