115B19

左室にかかる前負荷が低下するのはどれか。

僧帽弁狭窄症
大動脈弁狭窄症
三尖弁閉鎖不全症
僧帽弁閉鎖不全症
大動脈弁閉鎖不全症

解答: a

115B19の解説

【ポイント】
左室の手前は左房である。ゆえに、左房→左室への血液流入が減少する病態を考えればよい。

【選択肢考察】
a 正しい。僧帽弁が狭窄してしまうことで、左房→左室への流入が滞る。
b 大動脈弁の手前、すなわち左室に容圧負荷がかかる。
c 三尖弁の前後、すなわち右房と右室とに容量負荷がかかる。
d 僧帽弁の前後、すなわち左房と左室に容量負荷がかかる。左房へ逆流した血液が再度、左室へ戻ってくるため、前負荷の低下はない。
e 大動脈弁の前後、すなわち上行大動脈と左室とに容量負荷がかかる。

正答率:74%

テーマ:左室にかかる前負荷が低下する弁膜症

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