115B14

両側下肢に痙縮を呈する患者の歩容はどれか。

開脚歩行
動揺歩行
小刻み歩行
はさみ歩行
分回し歩行

解答: d

115B14の解説

【ポイント】
痙縮は錐体路障害にてみられる。選択肢内では「はさみ歩行」と「分回し歩行」が該当するが、前者は両側性、後者は片側性であるため、設問の指示から「はさみ歩行」が正解となる。

【選択肢考察】
a 深部覚障害や小脳失調にてみられる。
b Duchenne型筋ジストロフィーでみられるTrendelenburg歩行が代表的。
c Parkinson病でみられる。
d 正しい。脳性麻痺や痙性対麻痺でみられる。
e コンパス歩行とも呼ばれ、脳梗塞後などの片麻痺でみられる。

正答率:59%

テーマ:両側下肢に痙縮を呈する患者の歩容

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