115A11

急性期の群発頭痛の治療はどれか。2つ選べ

純酸素吸入
NSAID内服
バルプロ酸内服
トリプタン皮下注
三環系抗うつ薬内服

解答: a,d

115A11の解説

【ポイント】
機能性頭痛の代表例である片頭痛、緊張型頭痛、そして群発頭痛の3つを対比した出題は頻出。特に急性期と慢性期の治療については区別して押さえておこう。

【選択肢考察】
a 正しい。急性期〈発作期〉にはフェイスマスク側管より7L/分、15分間の純酸素〈100%酸素〉吸入が推奨される。
b 片頭痛と緊張型頭痛の疼痛緩和に有効だが、群発頭痛の急性期には無効。
c 急性期には使われない。慢性群発頭痛の予防療法として報告があるも、有効性は確立されていない。
d 正しい。急性期〈発作期〉の治療薬として推奨されている。
e 片頭痛や緊張型頭痛の予防薬に用いられることがあるも、群発頭痛には無効。

正答率:83%

テーマ:急性期の群発頭痛の治療

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