114E32

43歳の男性。健康診断のため来院した。喫煙歴は20本/日を13年間。朝、目覚めて5〜30分以内に最初の喫煙をする。最近、喫煙本数を減らしたところ、毎日イライラが高じているという。身長170cm、体重80kg。血圧150/90mmHg。

禁煙の短時間支援として誤っているのはどれか。

喫煙状況を把握する。
禁煙外来を紹介する。
喫煙の危険性を説明する。
禁煙の重要性を説明する。
喫煙量を戻すように指導する。

解答: e

114E32の解説

禁煙の短時間支援について。実質一般問題である。
a 現在の状況を確認することは重要。
b 健康診断のためやってきており、専門的対応ができない。禁煙外来を紹介しよう。
c 脅すのはよくないが、あくまで一般的な危険性を説明するのは正しい対応だ。
d もちろん禁煙の重要性も説明したい。
e 誤り。タバコを吸うように指導するのは医療者としてあってはならない態度である。

正答率:100%

テーマ:禁煙の短時間支援

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