114E11

触診による腹膜刺激徴候の確認で誤っているのはどれか。

患者の表情に注意する。
自発痛がない部位から始める。
打診で痛みを訴える部位には慎重に行う。
腹膜刺激が顕著な部位の触診は必要最小限にする。
反跳痛〈rebound tenderness〉は手掌全体で押さえて確認する。

解答: e

114E11の解説

a 苦悶様表情の有無は参考になる。
b 痛みのある部分から始めると腹壁の緊張が高まってしまう。まずは痛みのないところから触診をすべきである。
c 中核部位と思われるところの触診は慎重に行いたい。
d 必要以上の苦痛を与える必要はない。
e 誤り。反跳痛は指先で押さえて確認する。

正答率:97%

テーマ:触診による腹膜刺激徴候の確認について

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし