114D65

60歳の女性。右乳房のしこりを主訴に来院した。胸部の触診で右乳房に径3cmの腫瘤を触知する。両側のマンモグラムを別に示す。

まず行う検査として適切なのはどれか。

PET/CT
造影CT
造影MRI
乳管造影検査
超音波ガイド下針生検

解答: e

114D65の解説

中高年女性の右乳房のしこり。触診で腫瘤をみとめるとともに、マンモグラムでも境界不整な腫瘤影が指摘可能。乳癌が考えやすい。マンモグラム(または乳房エコー)実施後の乳癌検査としては穿刺吸引細胞診または経皮的針生検が行われる。
a 遠隔転移の確認に行われる。
b 腫瘍の広がりをみるために行われる。
c 腫瘍の広がりをみるために行われる。
d 乳管口に細い管を入れ、造影することで、乳管内の病変を確認する検査。原則として乳頭分泌物が出ている場合に行われる。
e 正しい。超音波ガイド下に経皮的針生検を行う。

正答率:99%

テーマ:乳癌にまず行う検査

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