114C30

妊娠37週0日の妊婦に行った胎児心拍数陣痛図を別に示す。

認められる所見はどれか。2つ選べ

徐脈
基線細変動消失
早発一過性徐脈
遅発一過性徐脈
変動一過性徐脈

解答: b,d

114C30の解説

子宮収縮(下段)から一定の潜時のある胎児徐脈(上段)がみられており、遅発一過性徐脈と判断可能。
a 基線は160bpm程度にあるため、一概に徐脈とは言い切れない。
b 正しい。基線細変動は5bpm未満と考えられ、減少〜消失している。
c 早発一過性徐脈は児頭圧迫でみられ、胎児心拍と子宮収縮とが鏡像関係となる。
d 正しい。上記の通り。
e 変動一過性徐脈は臍帯圧迫でみられ、子宮収縮から胎児徐脈をみる潜時が一定しない。

正答率:89%

テーマ:胎児心拍数陣痛図で認められる所見

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