114B22

経管栄養を目的としてチューブを胃に挿入する際に、適切な位置に留置されていることを確認する最も確実な方法はどれか。

エックス線写真を撮影して確認する。
口腔内にチューブのたわみがないことを確認する。
チューブからシリンジで液体が引けることを確認する。
挿入されている長さをチューブの目盛りにより確認する。
チューブに空気を送り込み、心窩部で気泡音が聴取できることを確認する。

解答: a

114B22の解説

a 正しい。エックス線での確認が最も確実である。
b 口腔内にたわみがないからといって、チューブ先端が適切な位置にあるとは断言できない。
c 引いた液体が胃液なのか、それとも食道内の液なのか、はたまた腸液なのか、区別がつかない。
d 体格には個人差があるため、目盛りで一概に判断することはできない。
e 心窩部の気泡音が胃由来なのか、気道由来なのか、断言することはできない。

正答率:98%

テーマ:チューブの胃内の適切な留意位置を確認する確実な方法

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