113F73

1週間の集中治療室での管理の後に一般病棟へ転棟し、引き続き3週間の入院期間を必要とした。バイタルサインは安定し、食事も全量摂取であったが、変形性膝関節症による痛みでリハビリテーションを十分に施行できず、ほぼベッド上にいる状態であった。一般病棟転棟後に施行したMini-Mental State Examination〈MMSE〉28点(30点満点)。退院前日の夜間にトイレから病室に戻る際に転倒した。

転倒の要因として考えにくいのはどれか。

膝関節症
長期臥床
起立性低血圧
認知機能障害
糖尿病性神経障害

解答: d

113F73の解説

a 変形性膝関節症は膝の変形や疼痛等により歩行が不安定になり転倒のリスクとなる。
b これが高齢者の入院で最も怖い転倒リスクである。高齢者は筋力の衰えが大きいため長期臥床により容易に転倒する。
c 高齢者は神経調節能が低下するため起こりやすい。
d 誤り。認知機能障害が原因で転倒することはないが、転倒により長期臥床期間や入院期間が長くなることで認知機能の低下に拍車がかかることは大いに有り得る。
e 神経障害により足の感覚が低下し転倒につながる。

正答率:95%

テーマ:【長文3/3】転倒の原因

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