113D7

運動器に対する慢性的な過負荷が発症に関連しないのはどれか。

腰椎分離症
職業性腰痛
離断性骨軟骨炎
大腿骨頭壊死症
Osgood-Schlatter病

解答: d

113D7の解説

a 腰椎椎弓が疲労骨折をきたして分離した病態。疲労骨折だけに慢性的過負荷は関連する。
b 重いものを持ち運ぶ職種についている者にみられやすい。反復動作による慢性的過負荷が原因だ。
c 野球肘とも呼ばれる病態であり、投手の肘に慢性的過負荷がかかることが原因として多い。
d 誤り。大腿骨頭壊死症の原因としてはアルコール多飲や副腎皮質ステロイド長期服用が挙げられる。慢性的過負荷は関連しない。
e 脛骨結節の成長軟骨が剥離した病態。バスケットボールやサッカー選手にみられやすく、慢性的過負荷が原因となる。

正答率:83%

テーマ:慢性的な過負荷が発症に関連する整形外科疾患

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