113D3

真皮メラノサイトが増生しているのはどれか。

太田母斑
表皮母斑
扁平母斑
色素性蕁麻疹
café au lait斑

解答: a

113D3の解説

皮膚科の母斑のうち、真皮メラノサイトが増生するものとしては、①蒙古斑、②太田母斑、③青色母斑、の3つを覚えよう。
a 正しい。上記の通り。
b 表皮の過形成による母斑。中枢神経系や骨格系の異常を合併することがあり、表皮母斑症候群と呼ばれる。腫瘍の発生母地ともなりうる。
c・e これらは同じものである。メラニン色素の増加により、カフェオレ調の色をみるが、これはメラノサイト増生によるわけではない。
d 肥満細胞腫とも呼ばれる。真皮肥満細胞〈マスト細胞〉が増生することが原因となる。
※a・c・eについて、102E39がよい頭の整理になるだろう。メラノサイト増生≠メラニン色素増加だ。

正答率:87%

テーマ:真皮メラノサイトが増殖する疾患

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