113B4

病原体と感染予防策の組合せで適切でないのはどれか。

HIV --------- 標準予防策〈standard precautions〉
ヒゼンダニ --------- 飛沫予防策〈droplet precautions〉
麻疹ウイルス--------- 空気予防策〈airborne precautions〉
C.difficile --------- 接触予防策〈contact precautions〉
インフルエンザウイルス--------- 飛沫予防策〈droplet precautions〉

解答: b

113B4の解説

「感染予防策」という表記からは院内で医療者が患者からの感染を予防する際、というニュアンスを感じる。
a HIVが院内で感染しうるのは針刺し事故である。そのため、標準予防策で問題ない。
b 誤り。ヒゼンダニは飛沫感染(咳やくしゃみによる感染)しない。接触感染するため、接触予防策を行う。
c 麻疹のほか、水痘や結核は空気感染する。そのため空気予防策が有用。
d C.difficileは接触感染するため、接触予防策を行う。
e インフルエンザは飛沫感染するため、飛沫予防策を行う。

正答率:98%

テーマ:病原体と感染予防策の組合せ

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