113A4

EGFR遺伝子変異陽性、遠隔転移を有する進行肺腺癌に対する初回治療で、分子標的薬(チロシンキナーゼ阻害薬)の副作用として頻度が高いのはどれか。

貧血
皮膚障害
1型糖尿病
好中球減少
血小板減少

解答: b

113A4の解説

EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺癌に用いられるチロシンキナーゼ阻害薬であるゲフィチニブの副作用として、発疹(17.1%)や肝機能異常(11.1%)、下痢(11.1%)、急性肺障害・間質性肺炎(5.8%)が知られる(カッコ内は調査にて実際にみられた頻度)。
a〜e 以上より、bの皮膚障害がみられやすい。

正答率:45%

テーマ:肺癌へのチロシンキナーゼ阻害薬の副作用

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なし