112F71

ａ　正しい。QT延長がみられており、ここから多形心室頻拍〈TdP〉など致死的な不整脈が発生する危険がある。心電図をモニタリングしたい。
ｂ　たしかに本患者ではけいれんがみられているも、てんかん発作ではないため、脳波検査は行わない。
ｃ　心不全時の循環の指標に用いる。本患者では低血圧こそあれ、ショックには至っておらず、特に持続的にモニタリングする必要はない。
ｄ　ｃに示したように、循環動態を管理する優先順位は低い。
ｅ　マスク下ではあるが、SpO₂は100％と保たれている。むろん簡易に測定できるためモニタリングしてもよいが、本問では「今後起こりうる合併症に対し」と問われているため、正解とはならない。