112C5

周囲で爆発が起こった際、その爆風（圧力波）が直接身体へ作用して生じる損傷を一次爆傷と呼ぶ。体表面にあり、かつ内部に気体を含有する臓器が傷害されやすいことは想像がつくだろう。
ａ　内部に気体こそないが、体表面に近く、液状の硝子体がその大半を構成する小さな臓器であり、損傷されやすい。
ｂ・ｃ・ｅ　内部に気体を含み、上記の原則どおり、一次爆傷を受けやすい。
ｄ　誤り。身体の深部に位置し、かつ内部に気体や液体（髄液はあるもこれは微量）を含んでいない。そのため一次爆傷を受けにくい。