112B4

成人の筋骨格系の診察において正しいのはどれか。

徒手筋力テストで筋収縮のみが認められる場合は1と評価する。
下腿周径は膝蓋骨下縁から5cm遠位の部位で測定する。
下肢長は恥骨結合から母趾爪先までを測定する。
膝関節の可動域は6方向を測定する。
大腿周径は最大周径で測定する。

解答: a

112B4の解説

a 正しい。筋収縮すら認めない場合0、重力の影響を除いたときに動かせれば2と評価される。
b 下腿周径は最大周径で測定する。
c 下肢長には2種類の測定法があり、上前腸骨棘突起から内果まで距離をみるものと、大腿骨の大転子から外果までの距離をみるものとがある。
d 膝関節の可動域は屈曲と伸展の2方向。
e 大腿周径は膝蓋骨近位端より10cm近位を測定する。

正答率:80%

テーマ:成人の筋骨格系の診察について

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