112A11

免疫性血小板減少性紫斑病〈ITP〉について正しいのはどれか。

先天性疾患である。
骨髄の巨核球が減少する。
皮下出血を起こしやすい。
関節内出血を起こしやすい。
筋肉内出血を起こしやすい。

解答: c

112A11の解説

a 後天性疾患である。究極な原因は不明であるが、抗血小板抗体が後天的に出現する。
b 血小板減少のフィードバックにより、骨髄巨核球は増加する。
c 正しい。出血傾向を呈する病態であり、皮下出血をみることが多い。
d・e cにあるように皮下出血はみられやすい。が、ITPは1次止血の異常であり、関節内出血や筋肉内出血といった深部出血はみない。深部出血は血友病のような2次止血の異常でみられる。

正答率:99%

テーマ:免疫性血小板減少性紫斑病〈ITP〉について

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし