111I40

難聴疾患の純音聴力検査の結果(①〜⑦)を別に示す。

外耳道閉鎖症のオージオグラムはどれか。

解答: g

111I40の解説

先天的な耳介の奇形や、後天的な外傷(サーフィンなど)や腫瘍により外耳道が閉塞した病態。「外耳道」というネーミングから分かるように、伝音難聴を呈する。
a ①はC5-dipがみられ、騒音性難聴である。
b ②は片側性の低音域の感音難聴であり、Ménière病などが考えられる。
c ③は両側性の高度感音難聴であり、聾である。
d ④は両側性の混合性難聴であり、Carhart's notchがみられる。耳硬化症である。
e ⑤は両側性の高音域の感音難聴であり、老人性難聴などが考えられる。
f ⑥は右側の感音難聴であり、突発性難聴などが考えられる。
g 正しい。⑦は両側性の伝音難聴であり、外耳道閉鎖症に矛盾しない。

正答率:88%

テーマ:外耳道閉鎖症の純音聴力検査〈オージオグラム〉所見

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