111H32

その後の経過:薬物治療とリハビリテーションとで順調に回復した。急性期病院での治療目標を達成し、入院13日目に回復期リハビリテーション病棟へ転院した。

今後のリハビリテーション計画を立案する上で最も大切な情報はどれか。

服用中の薬
再発のリスク
頭部MRIの所見
患者が望む生活像
転院時の感覚障害

解答: d

111H32の解説

a ふらつきがみられやすい薬剤を服用しているケースでは立位歩行のリハビリテーションで留意する、など関係はある。しかし最も大切とは言えない。
b 再発のリスクは当然ある。が、これを恐れてリハビリテーションを控えてしまうと廃用を呈し、社会復帰が困難となってしまう。
c 画像所見よりも実際の臨床像を重視すべきである。
d 正しい。リハビリのゴールは本人が決定する、という頻出パターンである。患者が望むADLを目標にリハビリテーションを行う。
e 感覚障害が存在しても、運動障害が存在しない限りリハビリテーションに大きな支障はない。

正答率:95%

テーマ:【長文2/2】退院後のリハビリテーション計画立案において大切な情報

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