a むしろ尿路感染のリスクとなる。 b 尿道カテーテルを留置した結果として介護負担が軽減されるのであればよいが、介護負担軽減目的に特に必要もない患者へ尿道カテーテルを留置する、というのでは本末転倒である。 c 尿蛋白量測定は随時尿または蓄尿で可能。尿道カテーテル留置は必要ない。 d 患者が長期安静保持してしまうと、廃用症候群や認知症、血栓のリスクとなる。むしろ尿道カテーテル留置の問題点であろう。 e 正しい。水腎症を伴う慢性尿閉には尿道カテーテル留置が有効である。 ※a〜dが原理的な選択肢なのに対し、eのみ具体的な疾患の治療の話をしている。選択肢の設定としては整合性に欠け、良問とはいえない。