110E66

後日、胸腔鏡検査のため入院した。胸腔鏡検査における胸膜の写真を別に示す。みられる所見はどれか。
膿瘍
腫瘍
嚢胞
胸膜炎
胸膜プラーク

解答: b

110E66の解説

a 膿を示唆する黄色調の画像ではない(本患者には感染徴候もみられていない)。
b 正しい。胸膜中皮腫は腫瘍である。
c 液体成分の貯留を考えさせる画像ではない。
d 明らかに腫瘍性病変がみられており、炎症では説明がつかない。
e 胸膜中皮腫と同じく石綿曝露にてみられるが、胸膜プラークは白板病変であり、白色を呈する(CTでも高吸収域として描出される)。

正答率:34%

テーマ:【長文3/3】胸膜中皮腫の胸腔鏡の所見

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