黒色調を増し、拡大してきた顔面の皮疹。画像Aでは左目尻に径1〜2cmの不整形の黒色斑がみられる。画像Bでは白色、褐色、黒色など多彩な色調の部位が無秩序に存在しており、悪性黒色腫が考えられる。 a・b 外科的切除が第一選択となる。再発予防にIFN-βなどを用いることもある。 c 正しい。一般の悪性腫瘍について当てはまる記載であり、たとえ悪性黒色腫の診断がつかなかったとしても本選択肢を選ぶことはできよう。 d 有棘細胞癌などについての記載である。 e センチネルリンパ節生検を診断のために行うことはない。