110D13

異常がなければ高い確率で肺血栓塞栓症を否定できる検査はどれか。2つ選べ
心電図
血清LD値
血中Dダイマー
胸部エックス線撮影
肺胞気-動脈血酸素分圧較差〈A-aDO2

解答: c,e

110D13の解説

「なければ否定できる」という設問であるため、対偶をとることが有効。すなわち「肺血栓塞栓症にて高い確率で異常となるのはどれか。」と同義である。
a SIQIIITIIIといった覚え方もこの世には存在するが、肺血栓塞栓症の一部でみられるにすぎない。
b 非特異的な検査項目である。
c 正しい。血中Dダイマーは血栓の存在下にて高い確率で高値となる。
d 胸部エックス線では肺動脈拡張や心拡大がみられることもあるが、症状の強い一部に過ぎない。
e 正しい。肺血栓塞栓症では換気血流比不均衡を呈し、A-aDO2が高い確率で開大する。

正答率:83%

テーマ:肺血栓塞栓症〈PE〉を否定できる検査

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