110A56

52歳の男性。起床時に回転性めまい、左難聴および耳鳴りを自覚したため来院した。これまで同様の症状をきたしたことはなかった。身長170cm、体重72kg。体温36.5℃。尿検査と血液検査とに異常を認めない。これまで耳漏と顔面神経麻痺が出現したことはない。両側鼓膜に異常を認めない。オージオグラムを別に示す。
考えられる疾患はどれか。2つ選べ
Ménière病
前庭神経炎
突発性難聴
真珠腫性中耳炎
良性発作性頭位めまい症

解答: a,c

110A56の解説

蝸牛神経障害と前庭神経障害の双方がみられる52歳の男性。画像では左の感音難聴がみられている。
a 正しい。通常は低音域に優位な感音難聴がみられ、反復する。が、初回エピソードという可能性もあり、否定はできない。
b・e 蝸牛神経障害をみない。
c 正しい。臨床所見に合致する。
d 鼓膜所見に異常がみられる。

正答率:66.0%

テーマ:回転性めまいと左蝸牛症状を呈した患者の鑑別診断

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