110A42
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3歳の男児。言葉が出ないことを主訴に両親に連れられて来院した。運動発達に問題はなかったが、言葉が出てこなかった。診察室では、視線は合わず動き回り、体を前後に揺らし、回転することが多い。積み木を見つけて遊び始めると、集中して1列に並べ始め、親の呼びかけにも振り向かない。運動発達に遅れはなく、聴覚障害の所見は認めない。
この疾患について正しいのはどれか。
偏食はまれである。
言葉の理解は良い。
両親の養育態度が原因である。
症状が出そろうのは青年期である。
自分の意思を伝達することに障害がある。