109I26

糖尿病の患者で毎日のウォーキングを積極的に勧めてよいのはどれか。
肥満で、膝関節痛を伴う。
体重減少があり、尿ケトン体が陽性である。
視力低下を訴え、増殖糖尿病網膜症を認める。
両下腿に浮腫が著明で、蛋白尿(3.5g/日)を認める。
間欠性跛行を主訴とし、右足背動脈の触知が不良である。

解答: e

109I26の解説

a ウォーキングにより、さらに膝関節を痛めてしまうので不可。
b~d 重症であり、ウォーキングを勧めるのは危険。
e 正しい。閉塞性動脈硬化症〈ASO〉を示唆する記載である。休み休みであっても歩けるわけなので、ウォーキングを推奨してよい。ウォーキング継続により、側副血行の発達と、それによる血流改善が見込める。

正答率:74%

テーマ:毎日のウォーキングを積極的に勧めてよい糖尿病の患者

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし