109I18

粘膜刺激症状を呈する有毒ガスはどれか。
サリン
ブタン
亜硫酸ガス
一酸化炭素
シアン化水素

解答: c

109I18の解説

いわゆる「鼻にツンとくる」感じがしそうなものを選べばよい。
a コリンエステラーゼ阻害薬。神経障害を惹起する有機リン化合物であり、無臭である。
b 酸欠の原因となる圧縮液化ガス。無臭である。
c 正しい。別名二酸化硫黄〈SO2〉。水に溶けて亜硫酸となる。刺激臭を有する。
d ヘモグロビンに結合し、酸素運搬を阻害する。無臭である。
e チトクロムオキシダーゼ(ミトコンドリアにおける電子伝達系で働く酵素であり呼吸酵素と呼ばれる)を阻害し、細胞内呼吸を障害する。アーモンド臭(オレンジ臭)をもつ。

正答率:64%

テーマ:粘膜刺激症状を呈する有毒ガス

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