34歳の女性。月経が遅れ妊娠の可能性があるため、慢性糸球体腎炎で長く通院中の主治医の外来を受診した。28歳から慢性糸球体腎炎に罹患しており、妊娠・出産により透析になる可能性があるため避妊を指導されていた。妊娠反応は陽性であった。夫とともに面談を繰り返したが、本人の「透析になってもよいから子供を産みたい」という強い希望は変わらない。
対応として正しいのはどれか。
弁護士に連絡する。
産科医を含めたチームで対応する。
指示に従わないことを理由に診療しない。
透析になったら医療保険の適用にならないと説明する。
夫に人工妊娠中絶のための内服薬の入手方法を紹介する。