109F6

頭部造影MRI(①〜⑤)を別に示す。
対麻痺をきたすのはどれか。
① 
② 
③ 
④ 

解答: a

109F6の解説

対麻痺とは両下肢の麻痺のことである。このこと分かっていれば、左右いずれかに局在している②⑤は選べない。③は松果体、④はトルコ鞍であり、錐体路が通過しない。①は下肢領域の運動野を侵しており、対麻痺をみる。
a 正しい。①は大脳鎌髄膜腫である。上記の通り、対麻痺をみる。
b ②は右円蓋部の髄膜腫である。
c ③は松果体腫瘍である。
d ④は下垂体腫瘍である。
e ⑤は小脳橋角部腫瘍(聴神経鞘腫が考えやすい)である。

正答率:78%

テーマ:対麻痺をきたすと予想される頭部造影MRI

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