109F5

胸痛の特徴と疑われる疾患の組合せで適切でないのはどれか。
頸部へ放散する痛み --------- 狭心症
針で刺したような痛み --------- 肋間神経痛
呼吸性に変動する痛み --------- 胸膜炎
徐々に増強する胸背部の痛み --------- 大動脈解離
食後の仰臥位で増強する痛み --------- 逆流性食道炎

解答: d

109F5の解説

a 虚血性心疾患では放散痛をみる。
b 肋間神経痛では神経走行に沿ったピンポイントな痛みをみる。
c 胸膜炎では吸気時に胸膜が引き伸ばされ痛みが増強する。
d 誤り。解離は急激に痛みが発生する。
e 逆流性食道炎〈胃食道逆流症〈GERD》では食後の仰臥位で逆流が増悪して痛みが増強する。

正答率:80%

テーマ:胸痛の特徴と疑われる疾患の組合せ

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