109E40

50歳の女性。乳がん検診のマンモグラフィで乳癌を疑われ精査のため来院した。腫瘤は触知しない。検診のマンモグラムを別に示す。
次に行うのはどれか。
CT
PET/CT
超音波検査
経皮的針生検
マンモグラフィ再検

解答: c

109E40の解説

マンモグラムで右乳房に腫瘤を認める。本文にもあるように、乳癌が疑わしい。
a CTでも乳癌を描出することはできるが、「マンモグラム+超音波検査からの経皮的針生検」というプロセスで確定診断にいたるため、あえて実施する必要はない。
b 癌の転移を疑った場合に有効。
c 正しい。マンモグラムと双璧をなす検査である、乳房超音波を実施する。
d 確定診断には針生検が必須であるが、「次に行う」という設問指示からはcを選ぶこととなる。cの次に行う検査である。
e マンモグラムは特異度よりも感度の高い検査であり、再検査に意味はない(陽性であれば次のより特異度の高い検査に移るべきである)。

正答率:69%

テーマ:乳癌の検査

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし