高齢女性の片側性視力低下。画像にて水晶体の白濁がみられ、白内障の診断となる。 a・b aは老視を疑った場合に、bは近視や遠視・乱視を疑った場合に行う。が、視力が手動弁(自覚的検査が不可能)で眼底の観察が不能(他覚的検査が不可能)な今、これら検査は施行困難である。 c 角膜ヘルペスを疑った場合に行う。 d 正しい。眼底の観察が不能である場合は網膜電図〈ERG〉による視力回復可能性の精査が必要。なお、角膜曲率半径や眼軸長をチェックするのは手術にあたってなので、区別したい。 e 網膜をみる検査であるが、眼底の観察が不能な今、施行困難である。