109D21

30歳の初産婦。妊娠38週に陣痛発来し入院した。胎児心拍数陣痛図で異常を認め、帝王切開が行われた。娩出後の胎児付属物の写真を別に示す。
胎児心拍数陣痛図の所見として最も考えられるのはどれか。
基線細変動消失
早発一過性徐脈
遅発一過性徐脈
変動一過性徐脈
サイナソイダルパターン

解答: d

109D21の解説

画像では一目見て臍帯に結び目ができてしまっていることが分かる。臍帯真結節の診断。
a 胎児機能不全〈NRFS〉でみる。
b 児頭圧迫でみる。
c 胎盤機能不全でみる。
d 正しい。臍帯圧迫でみる。
e 胎児貧血でみる。

正答率:83%

テーマ:臍帯真結節による胎児心拍数陣痛図の所見

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