109A17

大動脈弁狭窄症の治療について正しいのはどれか。2つ選べ
約6割に自己弁温存手術が行われる。
70歳以上の高齢者には生体弁をまず考慮する。
人工心肺を用いないオフポンプ手術が主流である。
心不全症状を呈する患者は人工弁置換術の適応である。
失神発作を呈する患者はペースメーカ植込みが必要である。

解答: b,d

109A17の解説

a 弁置換術が行われることが大半である。
b 正しい。高齢者→生体弁、若年者→人工弁。
c 人工心肺を用いて、心肺停止状態で行う手術が主流となっている。
d 正しい。重症大動脈弁狭窄症〈AS〉や有症状のASが人工弁置換の適応となる。
e 徐脈性疾患にはペースメーカーも有用であるが、ASには無効。

正答率:72%

テーマ:大動脈弁狭窄症〈AS〉の治療について

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