108I15

感染症と原因菌の組合せで誤っているのはどれか。
Waterhouse-Friderichsen症候群 --------- Neisseria meningitidis
偽膜性腸炎 --------- C.difficile
細菌性赤痢 --------- Salmonella spp.〈サルモネラ属菌〉
院内肺炎 --------- Pseudomonas aeruginosa
食中毒 --------- Vibrio parahaemolyticus

解答: c

108I15の解説

a Waterhouse-Friderichsen症候群はNeisseria meningitidis〈髄膜炎菌〉の感染により、副腎不全を呈する。
b 偽膜性腸炎は抗菌薬投与下に起こる菌交代現象により、C.difficile〈ディフィシル菌〉が偽膜を形成する。
c 誤り。細菌性赤痢はShigella spp.〈赤痢菌〉の感染による。サルモネラ感染ではない。
d 院内肺炎の代表的な起炎菌としてPseudomonas aeruginosa〈緑膿菌〉がある。
e Vibrio parahaemolyticus〈腸炎ビブリオ〉は魚介類の食中毒として有名。

正答率:70%

テーマ:感染症と原因菌の組合せ

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