108G66

蘇生しつつ撮影した頭部CTでは、硬膜下血腫の増大と小脳内の遅発性外傷性脳内血腫が認められ、脳幹を圧迫する所見が認められた。患者はその1週後に死亡した。
死亡確認後の主治医の対応として適切でないのはどれか。
異状死と判断する。
所管する保健所に届け出る。
届出を24時間以内に行う。
警察官の検視を受ける。
警察医の死体検案を受ける。

解答: b

108G66の解説

a 転倒による外因死であり、異状死となる。
b 誤り。異状死を保健所に届け出る必要はない。 警察に届け出るべき。
c 医師法第21条より、異状死は24時間以内に所轄警察署に届出をすべき。
d・e 警察に届け出をした後、警察官が病院にやってくる。その後、警察官による死体の検視と警察医による死体検案とすすむ。

正答率:71%

テーマ:【長文3/3】死亡確認後の主治医の対応

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