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108F12
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自殺を図り意識のない患者に医学的侵襲を伴う処置が緊急に必要となった。患者の家族にはまだ連絡がとれていない。医学的侵襲を拒絶するような患者の事前の確固たる意思表示は確認できていない。
リスボン宣言に基づく対応として正しいのはどれか。
a
患者家族の到着を待つ。
b
直ちに処置を開始する。
c
倫理委員会の判断を待つ。
d
自殺企図の患者は処置しない。
e
患者の事前の意思表示を確認するまで待つ。
解答: b
108F12の解説
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a・c・e 待機時間に患者の生命を失う危険性がある。
b 正しい。医師は意識のない自殺企図患者の生命を救うよう常に努力すべき、という旨の記載がリスボン宣言にある。
d 事前に患者自身の医学的侵襲を拒否する確固たる意思表示がある場合、処置を見送ることはある。
正答率:98%
テーマ:リスボン宣言に基づく自殺患者への対応
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