108D14

職場での心理的負荷による精神障害について、ストレスの度合いが最も強いと考えられるのはどれか。
顧客から無理な注文を受けた。
同僚に資料の落丁を指摘された。
達成困難な業績目標を設定した。
大きな説明会で発表せざるを得なくなった。
顧客に2か月以上の入院を要する怪我を負わせた。

解答: e

108D14の解説

労働基準局が「心理的負荷による精神障害等に係る業務上外の判断指針」というものを公開している。この中に「職場における心理的負荷評価表」という表が挙げられ、心理的負担の強度をI(軽い), II, III(重い)の3段階で設定している。
a 顧客とのトラブルはIとされる。
b 同僚とのトラブルはIとされる。
c ノルマが達成できなかったのはIIとされる。
d 仕事のベース・活動の変化はIとされる。
e 正しい。交通事故や労働災害の発生に直接関与した場合はIIIとされる。
※厳密に解答するなら以上のように1つ1つを基準に照らさねばならないが、常識的範囲内で最も精神的負荷の強そうな選択肢を選ぶことは難しくなかろう。

正答率:91%

テーマ:職場での心理的負荷による精神障害でストレスの強いもの

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