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107I80
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健康診断の腹部超音波検査で肝に異常を指摘されたため、精査目的で撮影されたダイナミックCTの動脈相(A)と後期相(B)とを別に示す。
①と②の病変の診断で正しいのはどれか。
a
①肝嚢胞 - ②肝血管腫
b
①肝嚢胞 - ②肝細胞癌
c
①肝嚢胞 - ②転移性肝癌
d
①転移性肝癌 - ②肝血管腫
e
①転移性肝癌 - ②肝細胞癌
f
①転移性肝癌 - ②肝嚢胞
解答: a
107I80の解説
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①:画像A, Bともに造影効果に乏しい。内部の濃度も胃内容に類似しており、液体成分と考えられる。肝嚢胞であろう。
②:画像Aでは周囲から造影剤が入り込んでいるが中央部は依然低吸収である。画像Bでは全体が均一に染まっている。肝血管腫に典型的な造影パターン。
a~f 以上より、aが正しい。
正答率:74%
テーマ:腹部ダイナミックCTによる肝囊胞と肝血管腫の診断
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