107I12

二次性赤血球増加症の原因とならないのはどれか。
喫煙
脱水
睡眠時無呼吸症候群
蛋白同化ホルモン薬
エリスロポエチン産生腫瘍

解答: b

107I12の解説

a 喫煙により、CO-Hbが増加し、慢性的な低酸素血症をみる。これにより続発性にエリスロポエチンが増加する。
b 誤り。脱水では濃縮により単位採血量あたりの赤血球が増加する。が、体全体としての赤血球量に変化はなく、二次性赤血球増加症とは呼ばない。
c 睡眠時無呼吸症候群では睡眠中の低換気により慢性的な低酸素血症をみる。これにより続発性にエリスロポエチンが増加する。
d 蛋白同化ホルモン薬は骨髄に働き、造血能を亢進させる。また、エリスロポエチン産生増加も促進する。
e 文字通り、エリスロポエチンが増加し、二次性赤血球増加症をみる。

正答率:64%

テーマ:二次性赤血球増加症の原因

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし