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107H34
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この患者に合併しやすい疾患を念頭において身体診察を行うこととした。
重要度が
低い
のはどれか。
a
両側の頸部の聴診
b
両側上肢の血圧測定
c
起立時の血圧測定
d
上腹部の聴診
e
足背動脈の触診
解答: c
107H34の解説
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a 動脈硬化により、側頸部にて血管雑音を聴取する。
b 大動脈弓や鎖骨下動脈などの狭窄により、上肢血圧の左右差が出現する。
c 誤り。虚血性心疾患で起立性低血圧がみられやすい、ということはない。
d 腎動脈狭窄により、上腹部にて血管雑音を聴取する。
e 下肢動脈の狭窄により、足背動脈の拍動が減弱~消失する。
正答率:69%
テーマ:【長文2/2】胸痛を主訴に来院した高齢男性の診察
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